我が家のチンチラが不正咬合になっても食べてくれたたったひとつの干し草【ウーリーのセレクト牧草】

通販

こんにちは、ポンクレーです。

今日は、我が家のチンチラが不正咬合で弱って死んでしまう直前でも食べてくれたたったひとつの干し草をご紹介したいと思います。

ちょっと悲しいお話になりますがぜひお付き合いください。

チンチラとは?

ウサギちゃんを飼われている方向けにチンチラちゃんの説明をさせていただきます。
チンチラちゃんをご存じの方は飛ばしてください。

チンチラとはウサギちゃんやねずみちゃんに似た動物です。
一応、ネズミ目チンチラ科チンチラ属とのことなので、ネズミちゃんのお仲間になります。

体長は20~30センチとあまり大きくありませんが、ジャンプ力がすさまじい動物です。
本気で飛べば飼い主さん腰丈くらいなら余裕で届くでしょう。
高さのあるケージにしてチンチラちゃんを楽しませても良いとは思いますが、チンチラちゃんはよくドジって足を滑らせるので落下の心配があります。そのためケージサイズは縦横1メートルくらいが無難だと思います。
ホントに良く落ちるので一番下に干し草のクッションをまいておくことをおすすめします。

※飼い主に慣れてくるといつも隙だらけです

また、チンチラのエサは干し草やペレット、フードなど草食メインなのでニオイも気になりません。
う〇ちなどの排せつ物のニオイってどんなにカワイイペットちゃんでもちょっと気になりますよね…。
そういったニオイも強くはないので、とても飼いやすいペットちゃんです。
(なお、おしっこはちょっとだけニオイます)

とても人懐っこい性格なので、仲良くなると小屋の中で飼い主にもっとも近い所に寄ってくれたり、なでなでされるのが好きだったり、生活リズムも飼い主に合わせてくれるめちゃくちゃカワイイ子です。
特に首元をなでなでされると至福の顔をします(笑)

※慣れると飼い主に超近いところまで近づいてくれます

僕らがご飯を食べ始めると、我が家のチンチラちゃんも干し草を食べ始めたりしていました。

※なぜか狭い所に立ちたがります(笑)
※春秋冬は日向ぼっこしながらのお昼寝が大好き

不正咬合とは?

不正咬合とは歯が必要以上に伸びすぎてしまう症状で、チンチラやウサギに多い病気です。

前歯や奥歯が伸びすぎてしまうとかみ合わせが悪くなってしまいます。
そのため、干し草を食べる事が出来なくなる悪循環が重なり、歯がさらに伸びることによって口の中の至る所に刺さってしまうという。

深刻な状態まで進行すると歯が骨に埋まってしまい、下の歯は顎から皮膚を破って突き出てしまう子もいます。上の歯はもっと深刻で、伸びてくると目の裏まで到達してしまうというとても苦しい病気なのです。

なぜ不正咬合が起きるのでしょうか?
その原因の多くは干し草ではなくペレットやフード、おやつを食べ過ぎたことが原因だそうです。
(獣医さんに教えてもらいました)

我が家のチンチラちゃんもフードやおやつが大好きでした。
特におやつは音が聞こえただけでもすばやく駆け寄ってくるため、その仕草が可愛くて何度も見たいがために甘やかしてしまいました。
そうして干し草を食べなくなり、おやつとフードが中心の生活になったある日、急に食欲がなくなってしまいました。おやつもフードもいつもなら全て平らげるにもかかわらず、食べる量が少なく残っていたのです。ここでようやく異常に気が付きました。

不正咬合は発見さえ早ければ、伸びすぎた歯をカットするだけで対処が可能です。しかし、我が家のチンチラちゃんは痛みを我慢していた期間が長すぎたため、残念ながら手遅れの状態でした。
不正咬合の症状が深刻化して、口が開けっ放しになり、常によだれを垂らす様になります。そのため、口元やお腹が濡れていることが多くなります。

また、口の中や下あご、目の裏の痛みのせいで食欲がうんと減ってしまいます。

元気が無いチンチラちゃんが唯一食べてくれた干し草

日を追うごとにみるみる痩せて元気がなくなっていくペットちゃんを見るのはとても可哀そうで心が痛みました。

本当に我が家のペットちゃんには申し訳ない事をしてしまったと思っています。

そのため少しでも食べたいと思えるような美味しい干し草を探すことにしました。
それがペットのチンチラちゃんに出来るこれまでのせめてものつぐないと思ったからです。

5種類くらい買ってはあげてを繰り返しましたが、ほとんど口にしてくれることは有りませんでした。

そうするうちにひとつだけ食べてくれた干し草が有りました。もちろん食べた量は少量でしたが。

それがこちらです。

「ウーリーのセレクト牧草」という商品です。

まだ元気だったころはこちらの赤いパッケージの干し草を使っていました。
こちらは元気だったころは比較的食べていました。

でも不正咬合になってから食べなくなったという事は、痛いのを我慢してまでして食べるほどは美味しくないんだと思います。

ただそれでもフードの味には適わなかったようなので、この選択も今思うと正しくありませんでした。
チンチラも固いよりは柔らかい方が好きなようで、フードを好んで食べていました。

なので、今思うと元気なころから「ウーリーのセレクト牧草」をあげておくべきだったと後悔しています。

そうすれば6年弱ではなく10年近くは一緒に居てくれたかもしれない、と考えてしまいます。

まとめ

今回ご紹介した干し草は通常販売されている干し草よりも少しお値段が張ります。
そのため、チンチラちゃんが今の干し草でもモリモリ食べているなら無理に変える必要はないと思います。ただ、おやつとフードのあげ過ぎは本当に注意してください。もし規定量以上あげている、あるいはおやつをあげる頻度が多い場合は今すぐ食習慣の見直しをしてほしいと願います。

不正咬合は深刻化させてしまうともう完治することはありません。そして、ペットちゃんは自身の身体に異変が起きていも教えてくれません。飼い主さんが見て気付いたときにはほとんどのケースが手遅れでしょう。
そうなると、私たちに出来るのは日に日に弱っていくチンチラちゃんを辛い気持ちで最後まで看取ることだけになってしまいます。

ぜひペットのチンチラちゃんの為にも今一度食習慣を見直してみてください。
一匹でも多く不正咬合で苦しむチンチラちゃんが減ることを願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました